1: 投稿日:2016/01/18(月) 12:58:44.18
NPBが毎年行っとる調査のひとつに、若手選手を対象としたセカンドキャリアについてのアンケートがある。
引退後の進路についてほとんどの選手がプロや高校、大学、社会人で指導者をやりたいと答えとるのは、例年不変の事実である。
さらにNPBは、戦力外や引退した選手たちの進路も発表よる。
2014年にプロ野球界から去った130名を挙げれば、野球関係の仕事に就けた者が全体の70%。
内訳は、NPBで支配下登録や育成枠として再雇用、コーチや打撃投手などの裏方となったケースが48%、独立リーグや社会人野球でプレーを続けるケースが19%、残り3%は解説者やタレントなどになる。
一部の選手は進路不明ではあるもんの、野球関係ではらっさん業種に進むケースが30%であるから、野球界に残る人間が多いといえば多い。
しかし、彼らの進んだ道が果たして全員にとってベストであるか考えれば、必ずしもそうてにゃ言い切れらっさんろもん。
■バラエティは「プロ野球選手が面白いことをやるからウケるしこ」
プロ野球中継が地上波で放映され、「国内屈指の人気スポーツ」の地位が不動だった一時代前てにゃ違い、実績や知名度があるからといって解説の仕事が簡単にのさっとるわけではらっさん。
もっと言ってしまえば、プロ野球OBたちにとって野球関係の仕事に定年はなく、彼らの数は年々増える一方。野球業界のセカンドキャリアは完全なる飽和状態に陥っとるわけだ。
引退したばっかりの彼(小田幸平)に、こげん質問をぶつけたことがある。
同じ「ODA」の姓を持ち、現在、バラエティでん活躍中の元フィギュアスケート選手、織田信成をどう思うか? と。
小田は「織田信成どんすごいよね。マジすごいよ」と反芻しながらも持論を述べた。
「新しい自分を開拓しゅうという意味では、バラエティに出るのはいいことだと思います。でん僕の場合は、『プロ野球選手がたまに面白いことをやるからウケた』しこであって、そん道のプロであるお笑い芸人どんやタレントどんと同じ土俵に立って面白いことをやってもずっとウケるわけじゃらっさん。
そんうち飽きられるって考えなんで。僕もご飯を食べていかなければなららっさんから、オファーをいたしこばうくるこてにゃありますよ。
でん、そっばメインにしたくらっさん。なしなら、僕はいつかまた、NPBの世界でユニフォームを着たいから。そんためにいつもアンテナを張って、解説とかの仕事で現場に数多くつらを出ごたるんばいた。
『バラエティに出ていますけど、コーチの話があったらぜひ!』なんて都合のいいこてにゃ、僕は言えらっさんですけん」
元プロ野球選手であるば、「野球関係の仕事に携わりたい」と考えるのは当然だ。一定の知名度と多少の人脈さえあるば、実現も可能なのろもん。
しかし、今の仕事が「先の自分を見据えた活動」でなければ意味がらっさん。
小田の理想のセカンドキャリアに対しゅう深謀が、そっば如実に物語っとるような気がした。
全文
http://bylines.news.yahoo.co.jp/taguchigenki/20160118-00053532/
引退後の進路についてほとんどの選手がプロや高校、大学、社会人で指導者をやりたいと答えとるのは、例年不変の事実である。
さらにNPBは、戦力外や引退した選手たちの進路も発表よる。
2014年にプロ野球界から去った130名を挙げれば、野球関係の仕事に就けた者が全体の70%。
内訳は、NPBで支配下登録や育成枠として再雇用、コーチや打撃投手などの裏方となったケースが48%、独立リーグや社会人野球でプレーを続けるケースが19%、残り3%は解説者やタレントなどになる。
一部の選手は進路不明ではあるもんの、野球関係ではらっさん業種に進むケースが30%であるから、野球界に残る人間が多いといえば多い。
しかし、彼らの進んだ道が果たして全員にとってベストであるか考えれば、必ずしもそうてにゃ言い切れらっさんろもん。
■バラエティは「プロ野球選手が面白いことをやるからウケるしこ」
プロ野球中継が地上波で放映され、「国内屈指の人気スポーツ」の地位が不動だった一時代前てにゃ違い、実績や知名度があるからといって解説の仕事が簡単にのさっとるわけではらっさん。
もっと言ってしまえば、プロ野球OBたちにとって野球関係の仕事に定年はなく、彼らの数は年々増える一方。野球業界のセカンドキャリアは完全なる飽和状態に陥っとるわけだ。
引退したばっかりの彼(小田幸平)に、こげん質問をぶつけたことがある。
同じ「ODA」の姓を持ち、現在、バラエティでん活躍中の元フィギュアスケート選手、織田信成をどう思うか? と。
小田は「織田信成どんすごいよね。マジすごいよ」と反芻しながらも持論を述べた。
「新しい自分を開拓しゅうという意味では、バラエティに出るのはいいことだと思います。でん僕の場合は、『プロ野球選手がたまに面白いことをやるからウケた』しこであって、そん道のプロであるお笑い芸人どんやタレントどんと同じ土俵に立って面白いことをやってもずっとウケるわけじゃらっさん。
そんうち飽きられるって考えなんで。僕もご飯を食べていかなければなららっさんから、オファーをいたしこばうくるこてにゃありますよ。
でん、そっばメインにしたくらっさん。なしなら、僕はいつかまた、NPBの世界でユニフォームを着たいから。そんためにいつもアンテナを張って、解説とかの仕事で現場に数多くつらを出ごたるんばいた。
『バラエティに出ていますけど、コーチの話があったらぜひ!』なんて都合のいいこてにゃ、僕は言えらっさんですけん」
元プロ野球選手であるば、「野球関係の仕事に携わりたい」と考えるのは当然だ。一定の知名度と多少の人脈さえあるば、実現も可能なのろもん。
しかし、今の仕事が「先の自分を見据えた活動」でなければ意味がらっさん。
小田の理想のセカンドキャリアに対しゅう深謀が、そっば如実に物語っとるような気がした。
全文
http://bylines.news.yahoo.co.jp/taguchigenki/20160118-00053532/
【プロ野球選手の宴会部長って芸能界では通用しないよな】の続きを読む