靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、逮捕された韓国籍の男が取り調べに対し、
「神社に行って爆発物を仕掛けた」と一時供述しましたが、
その後、否認に転じていることがわかりました。

この事件は、先月２３日、靖国神社の男子トイレで爆発音があり、
韓国籍のチョン・チャンハン容疑者（２７）が建造物侵入の疑いで逮捕されたものです。

その後の取り調べに対し、チョン容疑者は
「靖国神社に行って爆発物を仕掛けた」
「爆発物を仕掛けようと思って日本に来た」
と一時供述しましたが、
１０日朝になって否認に転じたことがわかりました。
現場のトイレに残されたたばこの吸い殻から採取したＤＮＡ型と
チョン容疑者が宿泊したホテルの部屋から採取したＤＮＡ型が一致しているということで、
警視庁公安部はチョン容疑者が時限式の発火装置とみられる不審物などを仕掛けたとみています。

また、チョン容疑者が不審物の部品などを日本国内で購入した形跡がないことから、
韓国から持ち込んだ可能性があることもわかりました。
警視庁公安部は、不審物の入手ルートについて韓国捜査当局への捜査共助要請を検討するとともに、
爆発物取締罰則違反の疑いも視野に調べています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2655434.html